世界保健機関(WHO)が2020年1月に新型コロナウイルスに関して「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言してから、30日で3年となる。
WHOは27日、専門家らによる緊急委員会を開き、緊急事態宣言終了の是非や条件を巡り協議したが、
中国などでの感染拡大による影響も見通せず、難しい判断を迫られている。
新型コロナに関する緊急委の開催は14回目。WHOのテドロス事務局長は緊急委の勧告を受け、緊急事態継続の是非について判断する。
テドロス氏は27日の緊急委で「助言を期待している」とあいさつした。
WHOの25日時点の集計によると、新型コロナの累計感染者数は世界で6億6487万3023人、累計死者数は672万4248人に上る。
死者数は米国が100万人以上で最多。
テドロス氏は緊急委で新型コロナの流行状況について、
1週間当たり7万人以上が死亡していた1年前と比べると「状況ははるかに改善している」との認識を示した。
ただ、昨年10月に1万人を割った死者数が12月に増加に転じ、感染拡大を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策が終了した中国での感染拡大を受け、
「(世界で)過去8週間で計17万人以上の死者が報告されている。実際はもっと多い」とも強調した。
https://www.sankei.com/article/20230128-E2XN7R5O2BM7HGT4DLJN67WAD4/
WHOは27日、専門家らによる緊急委員会を開き、緊急事態宣言終了の是非や条件を巡り協議したが、
中国などでの感染拡大による影響も見通せず、難しい判断を迫られている。
新型コロナに関する緊急委の開催は14回目。WHOのテドロス事務局長は緊急委の勧告を受け、緊急事態継続の是非について判断する。
テドロス氏は27日の緊急委で「助言を期待している」とあいさつした。
WHOの25日時点の集計によると、新型コロナの累計感染者数は世界で6億6487万3023人、累計死者数は672万4248人に上る。
死者数は米国が100万人以上で最多。
テドロス氏は緊急委で新型コロナの流行状況について、
1週間当たり7万人以上が死亡していた1年前と比べると「状況ははるかに改善している」との認識を示した。
ただ、昨年10月に1万人を割った死者数が12月に増加に転じ、感染拡大を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策が終了した中国での感染拡大を受け、
「(世界で)過去8週間で計17万人以上の死者が報告されている。実際はもっと多い」とも強調した。
https://www.sankei.com/article/20230128-E2XN7R5O2BM7HGT4DLJN67WAD4/