東レは2025年度までに米国や韓国、フランスにある炭素繊維複合材料(CFRP)の製造拠点の生産能力を増やす。投資額は1000億円になる見込み。天然ガスや水素向けの圧力容器などの需要拡大に加え、主力だった航空機向けの需要回復に対応する。新型コロナウイルス禍からの経済正常化による需要回復が素材産業に及んできた。
同社は航空機向けと一般産業向け、スポーツ向けの炭素繊維を手掛ける。このうち増産するのは一...(以下有料版で、残り416文字)
日本経済新聞 2023年1月13日 18:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC122ZJ0S3A110C2000000/