タワマン揺らす「長周期地震動」も緊急地震速報の対象に…2月から
2023/01/08 21:40 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230108-OYT1T50089/
気象庁は2月1日から、緊急地震速報の配信対象地域に、高層階を大きく揺らす「長周期地震動」の影響が予想される地域を加える運用を始める。これまで通常の地震動の予測のみを判断材料に配信地域を決めていたが、都市部の高層ビルやタワーマンションの増加を踏まえ、住民や管理者に警戒を呼びかける。
長周期地震動は、「震度」で表す通常の小刻みな揺れと異なり、1・5~8秒程度の周期で、ゆっくりと建物を揺らす振動を示す。地震の規模を示すマグニチュード(M)が大きい地震の際に発生しやすく、揺れが遠くまで伝わる。そのため、震源から遠く通常の揺れの被害が小さな地域でも、地盤の軟らかい平野部の高層ビルは大きく揺れる恐れがある。
気象庁は、長周期地震動による揺れの大きさを通常の「震度」とは別に、4段階の「階級」に分類。このうち階級4「極めて大きな揺れ」、階級3「非常に大きな揺れ」が予想される地域を、新たに緊急地震速報の配信対象とする。
※全文はリンク先で
2023/01/08 21:40 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230108-OYT1T50089/
気象庁は2月1日から、緊急地震速報の配信対象地域に、高層階を大きく揺らす「長周期地震動」の影響が予想される地域を加える運用を始める。これまで通常の地震動の予測のみを判断材料に配信地域を決めていたが、都市部の高層ビルやタワーマンションの増加を踏まえ、住民や管理者に警戒を呼びかける。
長周期地震動は、「震度」で表す通常の小刻みな揺れと異なり、1・5~8秒程度の周期で、ゆっくりと建物を揺らす振動を示す。地震の規模を示すマグニチュード(M)が大きい地震の際に発生しやすく、揺れが遠くまで伝わる。そのため、震源から遠く通常の揺れの被害が小さな地域でも、地盤の軟らかい平野部の高層ビルは大きく揺れる恐れがある。
気象庁は、長周期地震動による揺れの大きさを通常の「震度」とは別に、4段階の「階級」に分類。このうち階級4「極めて大きな揺れ」、階級3「非常に大きな揺れ」が予想される地域を、新たに緊急地震速報の配信対象とする。
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