三越伊勢丹HDなど百貨店大手4社が4日発表した2023年の初売りの売上高は、4社とも前年実績を上回り、増加率は5~12%となった。コロナ流行に伴う行動制限がない正月を迎えたことで友人同士や家族連れの客でにぎわい、販売が好調だった。
物価高の中、お買い得感のある食品の福袋などに客が殺到。だが4社ともコロナ流行前の20年の水準には届かず、食品などの品ぞろえや富裕層を中心としたサービス強化が急務となる。
三越伊勢丹HDの売上高は12%増。高島屋は1割強、大丸松坂屋百貨店は法人向けなどを除き約1割それぞれ増えた。そごう・西武の1~3日の合計は5%増だった。
共同通信 2023/01/04 19:34
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