大阪市浪速区の路上で男性を襲って携帯電話を奪ったとして、大阪府警は22日、大阪市淀川区の会社員の男(19)と住居不定の解体工の男(19)を強盗傷人の疑いで逮捕し捜査を終えた、と発表した。2人は容疑は認めているが、動機は黙秘しているという。
捜査1課によると、2人は同市浪速区木津川2丁目の路上で10月27日午後9時20分ごろ、近くの30代の男性会社員に「持っているもん全部出せ」と脅し、鉄パイプで頭を殴った上、転んだ男性の顔を蹴るなどし、携帯電話(時価5万円)を奪った疑いがある。男性は肋骨(ろっこつ)が折れるなどの重傷を負った。
少年2人は車で逃走したが、防犯カメラ捜査などから車の使用者として会社員の男が浮上した。2人は傷害と窃盗の罪で家裁送致されたという。
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