0001クロケット ★
2022/12/19(月) 11:42:32.69ID:NqE2f1ZC92023年は世界経済の構造が大きく変化する始まりの年になりそうだ。
国連の予測によれば、経済成長著しいインドが23年、中国を抜いて人口で世界一となる。
インドは27年には日本を抜いてGDP(国内総生産)で世界3位となる一方、中国の成長率は今後も低下を続ける見込みで、
00年以降に2ケタ成長を続けて世界経済をけん引してきた中国に代わり、インドが世界の成長センターに躍り出る。
人口14億人超のインド。中国の後を追うように人口が増え続けていたが、国連が22年7月に発表した「世界人口推計」(22年版)によれば、
インドは23年、中国を抜く見通しとなった(図2)。
インドの人口は2060年代に17億人近くまで増える一方、中国は早ければ23年から人口減少が始まる。
長く中国が人口世界一だった常識が大きく変わることになる。
それだけではない。国際通貨基金(IMF)の世界経済見通し(22年10月)によれば、インド経済は23〜27年、5年間平均で6.5%の成長が見込まれ、
一定の経済規模を持つ国では最も高い部類に入る。その結果、21年のGDPで世界5位のインドは、25年には4位のドイツ、27年には3位の日本を抜く見込みだ(表)。
対照的に、中国は27年までの5年間平均で4.6%成長へと減速が予測される。
新型コロナウイルス禍前の19年まで、10年間平均で6.9%の成長を続けていたインド。成長をけん引した産業の一つがITだ。
グーグルのサンダー・ピチャイ氏、マイクロソフトのサティア・ナデラ氏……。米国の有力IT企業のトップにはインド出身者もしくはインド系米国人がずらりと並ぶ。
インドのタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)やインフォシスは、ITシステムやコンサルティング分野で世界的大手だ。
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20230103/se1/00m/020/061000c