静岡市は13日、オミクロン株の新たな変異株XBB.1(通称 グリフォン株)の感染者を2人確認したと発表しました。静岡市内でXBB.1感染の確認は初めてです。
感染が確認されたのは静岡市内の高齢者と高齢でない成人で、11月下旬に新型コロナ感染がわかり、ゲノム解析の結果 12日にXBB.1感染がわかりました。症状は高齢者は軽症、別の1人は個別届け出の対象外のため症状は不明だということです。
2人とも11月下旬の同じ時期に、アジアの同じ国に渡航していて、市は海外渡航が感染経路と推定しています。
XBB.1は現在感染の主流のBA.5の系統で国内外で報告事例が少なく、国立感染症研究所は、「ワクチン接種でえられる中和抗体が十分に働かない可能性があり、動向を注視する必要がある」としています。
県内では12月5日に県管轄エリアで初めて確認されていて、今回の静岡市の2例は県内では2番目と3番目の感染確認となります。
テレビ静岡
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