男児2人裸にし写真撮影…46歳男再逮捕
2011.7.7 05:01
http://www.sanspo.com/shakai/news/110707/sha1107070504004-n1.htm 自身が経営する柔道場で、男児2人を裸にし、写真を撮影したとして、警視庁捜査1課は6日、準強制わいせつの疑いで、東京都江東区の会社役員、佐藤雄彦(さとう・たけひこ)容疑者(46)=有印私文書偽造・同行使罪で起訴=を再逮捕した。
捜査1課などによると、佐藤容疑者の再逮捕容疑は昨年5月下旬、「お泊まり稽古」として、江東区内の小学生と幼稚園(当時)の男児2人を道場に宿泊させ、熟睡していた2人のパジャマを脱がせ、下半身を露出させて写真撮影した疑い。
佐藤容疑者は「わいせつ行為をしようとしたのではなく、下着を着替えさせようとしただけ。後で親から説明を求められたときに困るので、あえて写真撮影した」などと供述しており、容疑を一部否認しているという。
佐藤容疑者はもともと、柔道の段位も持っていないのに、2007年12月、講道館から「柔道6段」を認定されたとする偽造証書を掲示し、自宅マンション一角で「青少年修養会館・大島道場」を開設した。
以降、子供たちに「柔道のようなもの」を教えており、有印私文書偽造・同行使容疑で6月に逮捕、7月1日に起訴されている。
1回目の逮捕、つまり有印私文書偽造などの容疑については「DVD映像を見て、見よう見マネで柔道を覚えた」などと供述。同道場は「東京都柔道道場連盟指定道場」と掲げていた。
佐藤容疑者のわいせつ行為は、稽古に通う子供たちの間では「体を触られる」などと“評判”で、警視庁による家宅捜索でも、男女児童の裸の写真が多数見つかったため、捜査1課では関連を調べている。