東京・新宿の小田急百貨店新宿店が新宿駅近くの商業施設に移転し、4日、営業を再開した。売り場面積は縮小し、コロナ禍でも売り上げが好調な化粧品や食品、高級ブランドを中心に販売する。
移転後の新宿店は、商業施設「新宿西口ハルク」の地下2階から地上2階(中2階を含む)と7階の計6フロアで展開する。
地下2階は食品、同1階は化粧品と和洋菓子売り場を併設し、1階には高級ブランドをそろえた。婦人服や紳士服などアパレルの取り扱いはやめた。林幸一新宿店長は「苦渋の決断。限られた面積ではお客様に満足していただく展開はできない」と話した。(益田暢子)
朝日新聞 2022年10月4日 16時00分
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