Full-Count 9/19(月) 19:32
MLBネットワーク・モロシ記者が千賀に太鼓判「少なくとも先発投手2番手になる」
ソフトバンク・千賀滉大投手の去就に米メディアも熱い視線を注いでいる。16日に海外フリーエージェント(FA)権を取得した右腕について、MLBネットワークの敏腕記者ジョン・モロシ記者は「2023年にメジャーリーグでプレーできる投手だと思っています」とメジャーでの活躍に太鼓判を押した。
2017年WBCで、千賀は“お化けフォーク”を武器に計11イニングで16奪三振をマーク。数多くの国際大会を現地取材しているモロシ記者は、ポジション別優秀選手にも選出された右腕を、今もはっきりと覚えているようだ。海の向こうでの活躍も逐一チェック。2016年から7年連続2桁勝利を挙げた右腕へ大きな期待を持っている。
「現時点では、少なくとも先発投手2番手になると思います」
2017年オフから球団にポスティングシステムによる米球界挑戦を訴えたものの実現しなかった。来季は30歳シーズンとなるNPB通算86勝右腕。では、メジャー何球団が獲得に動くのか。
今オフのFA市場で先発投手は不足「センガの需要は高くなる」
「私の予想では、おそらく10球団は問い合わせするでしょう。本気で獲得を考えるのは5、6球団ほどになると思っています。それがどの球団になるかは分かりませんが、鍵となるのは、海外FAはポスティング費用がかからないことです。だからこそ、多くの球団が彼と契約したがると思います」
今オフはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手、ドジャースのトレイ・ターナー内野手らがFAとなるが、FA市場に出る先発投手はやや不足気味だ。モロシ記者は「投手のFA市場を見ると、米国では素晴らしい人材が多くはいません。ですからセンガの需要は高くなると思います。本気で興味を持っている5、6球団のうちのどこかと、とてもいい契約を結ぶと私は思っています」と展望を語った。
千賀は昨オフに年俸6億円で契約、期間は5年となっているものの、契約を選手側から破棄してFAとなるオプトアウトの条項が盛り込まれている。今オフ、日米から大きな注目を集めることとなりそうだ。
小谷真弥 / Masaya Kotani
https://news.yahoo.co.jp/articles/549bd2f90f76d94cbc8b179888a17161a2569f19