「多摩地域の有機フッ素化合物汚染を明らかにする会」が設立 市民数百人規模の血液検査実施へ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/194662
2022年8月8日 21時35分
東京・多摩地域の井戸から発がん性が疑われる有機フッ素化合物(PFAS)が検出された問題で、市民有志が7日、「多摩地域の有機フッ素化合物汚染を明らかにする会」を設立した。多摩地域の広範囲で、市民数百人規模の血液検査を実施し、体内に蓄積されたPFASの濃度を調査する。米軍横田基地(福生市など)との関連も取り沙汰されており、原因究明につなげたい考えだ。
PFASはPFOA、PFOSなどの総称。1950年代ごろから泡消火剤などに使われ、PFOSはストックホルム条約で製造や使用が制限された。2019年の都の調査で横田基地周辺の井戸からPFOSなどが検出され、一部浄水所で井戸からの取水が制限されたこともある。
NPO法人「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」(江東区)が20年に実施した血液検査では、府中市と国分寺市の住民のPFOSの血中濃度が全国平均より高かった。7日、国分寺市内で開かれた発足の集いで、事務局の佐々木憲幸さん(66)は「血液検査は極めて重要。汚染の全容を解明する一歩にしたい」と訴えた。
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