※6/19(日) 6:03現代ビジネス
7月10日投開票とされる参院選で東京選挙区から立候補予定の日本維新の会・海老沢由紀氏が、大阪市議の身分のまま、一ヵ月以上、東京都内で政治活動を続け、地元を不在にしていることが波紋を広げている。
これまで海老沢氏は、東京都内で有権者に向かって東京都江東区の東雲に住んでいると繰り返し公言してきた。また市議会時代にも東京からの遠距離通勤をしたという証言もあり、「東京で子育て」と維新の広報紙で主張をしている。「実態として東京に住んでいたのではないか」という疑いはますます強まっている。
法的に問題はないのか
まず、法律的な観点から今回の問題を簡単に整理していこう。
現在、東京に住みながら大阪市議会議員をすることは、法律上できない。もし、大阪市議会議員の任期中に居住実態が東京にあったのなら、「失職」となる。このことは、地方自治法に定められている。
地方自治法の「議員の失職及び資格決定」を規定する127条には「普通地方公共団体の議会の議員が被選挙権を有しない者であるとき、又は第92条の 2(第287条の2第7項において準用する場合を含む。以下この項において同じ。)の規定に該当するときは、その職を失う」とある。
今回の疑惑に関することについていえば、「大阪市議会議員が被選挙権を有しないものであるとき、その職を失う」ことになるということだ。
「居住実態」がなければ失職
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/86ffb6f1430ff31535cfa7900873a290d3710942
7月10日投開票とされる参院選で東京選挙区から立候補予定の日本維新の会・海老沢由紀氏が、大阪市議の身分のまま、一ヵ月以上、東京都内で政治活動を続け、地元を不在にしていることが波紋を広げている。
これまで海老沢氏は、東京都内で有権者に向かって東京都江東区の東雲に住んでいると繰り返し公言してきた。また市議会時代にも東京からの遠距離通勤をしたという証言もあり、「東京で子育て」と維新の広報紙で主張をしている。「実態として東京に住んでいたのではないか」という疑いはますます強まっている。
法的に問題はないのか
まず、法律的な観点から今回の問題を簡単に整理していこう。
現在、東京に住みながら大阪市議会議員をすることは、法律上できない。もし、大阪市議会議員の任期中に居住実態が東京にあったのなら、「失職」となる。このことは、地方自治法に定められている。
地方自治法の「議員の失職及び資格決定」を規定する127条には「普通地方公共団体の議会の議員が被選挙権を有しない者であるとき、又は第92条の 2(第287条の2第7項において準用する場合を含む。以下この項において同じ。)の規定に該当するときは、その職を失う」とある。
今回の疑惑に関することについていえば、「大阪市議会議員が被選挙権を有しないものであるとき、その職を失う」ことになるということだ。
「居住実態」がなければ失職
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https://news.yahoo.co.jp/articles/86ffb6f1430ff31535cfa7900873a290d3710942