2022/06/17 17:05
埼玉・桶川駅の近くに、130年以上地元に愛されている和菓子店がある。 親から店を継ぎ切り盛りしていたのは、元ギャルだった。
榊萌美さん27歳。1887年から続く和菓子店「をかの」の6代目だ。老舗店の女将にしてはカジュアルな出で立ちに見える。大学時代、授業もさぼりがちになり宙ぶらりんの状態だった榊さん。ふとしたきっかけで小学生のころの自分の姿を見たことが店を継ぐきっかけだったという。
「小学生のころの自分が、まっすぐ前を見て『お店継ぎます』って言ってて、はっきり言いきった自分がすごいかっこよく感じて。今のダメな自分よりも、そのときのかっこいい自分を信じてみようかなと思いました」
女将になった榊さんが取り組んだ商品のひとつが「葛きゃんでぃ」250円(税込)。1日全く売れないこともあった葛のゼリーを凍らせたもので、1日平均500本、2016年からの累計では約15万本を販売している。商品誕生のきっかけは、幼いころに好きだったおやつだった。
「母から『あんたゼリー好きだったのになんで食べなくなったちゃったの?』って言われて、 ゼリーが好きなんじゃなくて凍らせたゼリーが好きなんだって答えて『あっ!』って。そのまま葛の問屋さんに電話して、“アイス”になりますかって尋ねたら『アイスとして販売できますよ』って言ってくださったので」
即決で商品化したところ、通販で火が付き、生産が追いつかないほどの売れ行きに。その秘密は、アイスなのに“溶けない”こと。つまり、アイスとプルンとした葛の2つの食感が楽しめる「唯一無二のアイス」だという。
https://times.abema.tv/articles/-/10028072
埼玉・桶川駅の近くに、130年以上地元に愛されている和菓子店がある。 親から店を継ぎ切り盛りしていたのは、元ギャルだった。
榊萌美さん27歳。1887年から続く和菓子店「をかの」の6代目だ。老舗店の女将にしてはカジュアルな出で立ちに見える。大学時代、授業もさぼりがちになり宙ぶらりんの状態だった榊さん。ふとしたきっかけで小学生のころの自分の姿を見たことが店を継ぐきっかけだったという。
「小学生のころの自分が、まっすぐ前を見て『お店継ぎます』って言ってて、はっきり言いきった自分がすごいかっこよく感じて。今のダメな自分よりも、そのときのかっこいい自分を信じてみようかなと思いました」
女将になった榊さんが取り組んだ商品のひとつが「葛きゃんでぃ」250円(税込)。1日全く売れないこともあった葛のゼリーを凍らせたもので、1日平均500本、2016年からの累計では約15万本を販売している。商品誕生のきっかけは、幼いころに好きだったおやつだった。
「母から『あんたゼリー好きだったのになんで食べなくなったちゃったの?』って言われて、 ゼリーが好きなんじゃなくて凍らせたゼリーが好きなんだって答えて『あっ!』って。そのまま葛の問屋さんに電話して、“アイス”になりますかって尋ねたら『アイスとして販売できますよ』って言ってくださったので」
即決で商品化したところ、通販で火が付き、生産が追いつかないほどの売れ行きに。その秘密は、アイスなのに“溶けない”こと。つまり、アイスとプルンとした葛の2つの食感が楽しめる「唯一無二のアイス」だという。
https://times.abema.tv/articles/-/10028072