STV 5/27(金)「どさんこワイド179」 5/28(土)9:53更新
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ビールにサラダ油、カップ麺…相次ぐ食料品の値上げにため息…と言う方も多いでしょう。そのなか道内では13年ぶりに“あの”ディスカウントショップが復活!お値打ち価格を維持する舞台裏に迫ります。
(岡本記者)「店の中に入ってみると本当に肉類の品数が多いです。そして、値段表示はこちら。鶏むね49円という表示も見られます!」
この店で扱っていた、冷凍の国産・鶏むね肉は100グラム49円!
ベーコンは100グラム99円など、お買い得の商品がずらりと並びます!
(利用客)「冷凍食品も生鮮食品も、まんべんなくお安いし、揃っているので、助かっています」
かつて土日限定オープンで多くの客を集めたディスカウントストア『カウボーイ』。
道内に15店舗を展開していました。
経営悪化で2008年に閉店しましたが…
去年8月、札幌市清田区に新店をオープンし、13年ぶりに復活しました。
「カウボーイ」の創業者、中野晃社長は、店をたたんだあと飲食店への食肉卸に力を入れていました。
ここにきて、再びお店を開いた理由は“新型コロナ”の影響です。
(カウボーイの創業者 中野晃社長)「業務店が全部、まん延防止などで店舗が休むことになった。
持っている在庫とかの売り上げが半減したので、あまり新型コロナの影響が受けないような、小売業をやりたいと思っていた。
この商品ですが、去年8月から69円で。うちは買いだめして1年位前に買った。
去年8月に買った商品を今まだ同じ値段で売れるというのは他のスーパーとは大きな違いです」
安さの秘密は、桁違いの“大量仕入れ”。
現在は、冷凍技術も大きく進歩したので「冷凍肉」の賞味期限は1年以上のものもあると言います。
こちらは、ヘルシーで時短料理に便利な「サラダチキン」
この店では、加工品を自社工場で作り袋詰めまでしている点も、安くできる理由の1つです。
食料品の値上げが相次ぐなか、強い味方のディスカウントショップ。
中野社長は「なんとか今の価格を維持してお客の数を増やしたい」と、意気込んでいます。