政府は、航空自衛隊F2戦闘機の後継となる次期戦闘機について、英国と共同開発する方向で調整に入った。複数の関係者が16日、明らかにした。岸田文雄首相は今月5日にジョンソン英首相と会談した際、共同開発の全体像に関し年末までに合意することで一致。今後、防衛当局間で具体化に向けた協議を急ぐ。
日本側は三菱重工業が開発主体として設計・開発を進める。同社が英航空防衛大手BAEシステムズと機体を中心とする構成品の共同開発に当たる。ただし、エンジンはIHIが英ロールス・ロイスと共に開発を担う方向だ。
英国は主力機「ユーロファイター・タイフーン」の後継機開発に着手しており、日本の次期戦闘機と同様、2035年ごろの就役を目指している。共同開発を通じて技術や部品の共通化が進めばコストダウンにつながるため、防衛省幹部は「全面的な協力につながればいい」と期待を示す。
開発に当たっては、日英の同盟国である米軍との円滑な連携を実現する観点から、米ロッキード・マーティン社からも一定の支援を受ける方向だ。
ソース 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022051600912&g=pol
日本側は三菱重工業が開発主体として設計・開発を進める。同社が英航空防衛大手BAEシステムズと機体を中心とする構成品の共同開発に当たる。ただし、エンジンはIHIが英ロールス・ロイスと共に開発を担う方向だ。
英国は主力機「ユーロファイター・タイフーン」の後継機開発に着手しており、日本の次期戦闘機と同様、2035年ごろの就役を目指している。共同開発を通じて技術や部品の共通化が進めばコストダウンにつながるため、防衛省幹部は「全面的な協力につながればいい」と期待を示す。
開発に当たっては、日英の同盟国である米軍との円滑な連携を実現する観点から、米ロッキード・マーティン社からも一定の支援を受ける方向だ。
ソース 時事通信
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