※2022/05/16 14:40産経新聞
北海道・知床半島沖の観光船「KAZU I(カズ・ワン)」沈没事故で、行方不明者はロシアが不法占拠する北方領土・国後島北部を中心とした西岸に漂着している可能性が高いことが16日、分かった。水難学会理事を務める長岡技術科学大(新潟県長岡市)の犬飼直之准教授が海の流れなどを解析したシミュレーション結果を発表した。国後島の西岸では6日、カズ・ワンの行方不明者とみられる女性の遺体が見つかっている。
海上を吹く風の影響や月の引力が引き起こす潮の満ち引き(潮汐(ちょうせき))などを考慮し、事故当日から今月14日までの海流などをシミュレーションした。その結果、行方不明者は一時、国後島と択捉島間の国後水道付近まで流された可能性があることが判明したという。国後島西岸で発見された女性の遺体も行方不明者の可能性が高いとしている。
犬飼准教授はシミュレーション結果を基に「遺体が漂着したのは4月30日~今月1日の朝か、4~5日の午前中の可能性がある」と分析している。
続きと画像は↓
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-_affairs_accident_KWF7BKQRNFPDHDSEOTF4PEOJHI
北海道・知床半島沖の観光船「KAZU I(カズ・ワン)」沈没事故で、行方不明者はロシアが不法占拠する北方領土・国後島北部を中心とした西岸に漂着している可能性が高いことが16日、分かった。水難学会理事を務める長岡技術科学大(新潟県長岡市)の犬飼直之准教授が海の流れなどを解析したシミュレーション結果を発表した。国後島の西岸では6日、カズ・ワンの行方不明者とみられる女性の遺体が見つかっている。
海上を吹く風の影響や月の引力が引き起こす潮の満ち引き(潮汐(ちょうせき))などを考慮し、事故当日から今月14日までの海流などをシミュレーションした。その結果、行方不明者は一時、国後島と択捉島間の国後水道付近まで流された可能性があることが判明したという。国後島西岸で発見された女性の遺体も行方不明者の可能性が高いとしている。
犬飼准教授はシミュレーション結果を基に「遺体が漂着したのは4月30日~今月1日の朝か、4~5日の午前中の可能性がある」と分析している。
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