イギリスでこの自己紹介が持つ意味が分かる経済人、いないだろうなぁ
英国金融は冷や汗をかいてるぜ。
ギルドホールにおける岸田総理基調講演
http://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2022/0505kichokoen.html 本題に入る前に、簡単な自己紹介をいたします。私は、幼少時代、父親の仕事の関係で、ニューヨークで現地の小学校に通いました。
子供ながら、米国経済の豊かさと、その多様性に大きな感銘を受けました。
1982年から1987年には、日本の産業復興を支援する銀行で働きました。戦後の日本の総理大臣の中で、金融業界出身は私が初めてです。
国際競争に苦しむ海運業界の融資担当として、いくつかの倒産も経験しながら、経営者と協力して、企業の再建をお手伝いいたしました。
こうした仕事を通じて、民間のアニマルスピリッツに支えられた強い経済こそ、最も重要だと強く確信いたしました。
1993年に国会議員に当選した後も、産業政策や科学技術政策、あるいは中小企業政策、こうした政策をライフワークとして、日本経済の活性化に
取り組んできました。
こうした経験から、私は、最近の総理大臣の中では、最も経済や、あるいは金融の実態に精通した人間だと自負しており、
これからもマーケットの声、現場の声をよく聞き、政策を進めてまいります。
その際大切なことは、日本は、これまでも、そしてこれからも、世界に開かれた貿易・投資立国であり続けるということです。
世界とつながり、世界とヒト、モノ、カネ、デジタルが自由に往来することで、日本は成長していきます。