通勤中に飲酒運転で事故の男性警部「前夜の薬服用で記憶ない」 兵庫県警が減給の懲戒処分に
4/22(金) 19:46配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/0307fdbef0be314be37c49736a99338beeff98c3
兵庫県警たつの署で警務課長を務めていた50代の男性警部が昨年2月、飲酒運転して事故を起こしたとして、同県警は22日までに、男性警部を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。神戸新聞社の情報公開請求で分かった。
県警によると、警部は昨年2月17日午前6時ごろ、通勤のため同県明石市内で車を走行中、街路樹に衝突。基準値(呼気1リットル当たり0・15ミリグラム)と同じ数値のアルコールが検出された。警部には持病があり、「前日夜に薬を服用してから記憶がない」などと話したという。
県警は警部が薬の影響で正常な判断ができない状態で酒気帯び運転をしたとして、道交法違反(酒気帯び運転と過労運転)容疑で神戸地検明石支部に書類送検したが、不起訴となった。
このほか県警本部地域部の40代男性警部補が休暇取得を申請した複数の部下に対し「こんなわがまま通る職場ないぞ」などとパワハラ発言を繰り返したとして、警務部長注意処分。同本部総務部の40代男性警部は部下に「なんでできないのか」と詰問する行為がパワハラと認定され、所属長訓戒処分とされた。