宮城県警が14日の東北新幹線全線運行再開に伴う特殊詐欺事件の増加に目を光らせている。現金などを受け取る「受け子」が新幹線を利用して県内に入りやすくなるためで、県民に警戒を促している。
県警によると、高齢者宅を訪れて現金やキャッシュカードをだまし取る「手交型」の被害は、最大震度6強を観測した3月16日の地震後に減少。今年の1日当たりの件数は16日以前の0・42件に対し、17日以降は0・35件となった。
県警は減少理由を「新幹線の区間運休で関東圏の受け子が県内に入りにくくなった」(特殊詐欺対策室)と分析。全線運行再開を見据え「特殊詐欺グループが流入し、JR仙台駅を起点に県内各地で犯行を重ねる可能性がある。予兆電話があればすぐに110番してほしい」と呼び掛ける。
河北新報 2022年4月14日 6:00
https://kahoku.news/articles/20220413khn000041.html
県警によると、高齢者宅を訪れて現金やキャッシュカードをだまし取る「手交型」の被害は、最大震度6強を観測した3月16日の地震後に減少。今年の1日当たりの件数は16日以前の0・42件に対し、17日以降は0・35件となった。
県警は減少理由を「新幹線の区間運休で関東圏の受け子が県内に入りにくくなった」(特殊詐欺対策室)と分析。全線運行再開を見据え「特殊詐欺グループが流入し、JR仙台駅を起点に県内各地で犯行を重ねる可能性がある。予兆電話があればすぐに110番してほしい」と呼び掛ける。
河北新報 2022年4月14日 6:00
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