米ニューヨーク(NY)・ブルックリンの地下鉄で23人が負傷した事件で、NY市警は13日午後(日本時間14に未明)、行方を追っていたフランク・ジェームズ容疑者(62)を逮捕したと発表した。現時点で動機は明らかになっていない。
ジェームズ容疑者は12日朝、地下鉄の車内で発煙装置を起動させた上で発砲を始め、計10人を撃った疑いがある。駅で降りた後、別の地下鉄に乗り、1駅先で下車していたという。煙を吸い込むなどした13人もけがを負ったが、いずれも命に別条はない。
市警は12日夜、ジェームズ容疑者の名前と写真を公開。13日になり、NY・マンハッタンのマクドナルドから情報が寄せられ、その後、近くの交差点で身柄を確保した。拘束時に抵抗はされなかったという。
市警は凶器として使われたとみられる9ミリ拳銃について、2011年に中西部オハイオ州で購入されたと明かした。現場の証拠から、ジェームズ容疑者は少なくとも33発発砲したとみられている。
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朝日新聞デジタル
2022年4月14日 5時34分
https://www.asahi.com/articles/ASQ4G1RNWQ4GUHBI001.html