2022/3/15 18:10
住宅に侵入して現金などを盗んだとして、神奈川県警捜査3課は15日、窃盗などの疑いで、住所不定、無職の於曽能樹雄(おその・みきお)被告(45)=別の窃盗などの罪で起訴=を追送検した。容疑を認めている。
追送検容疑は1月15日午後11時ごろから翌16日午前9時ごろまでの間、相模原市南区に住む80代の無職女性方に侵入し、現金約3万4千円が入った財布やトートバッグなど計20点を盗んだとしている。
同課によると、同県では同月15日にトンガ沖で大規模な海底噴火が発生したことを受け、同日夜から翌16日朝にかけ、県が県民に向けて津波注意報の緊急速報メールをスマートフォンに複数回にわたって誤配信する騒動が起きていた。
この影響で多くの住民が目を覚ましていたことから、於曽能被告は明かりの消えている住宅は無人だと判断して女性方に侵入していた。
同課は同県大和市内の住宅に侵入し、現金を盗んだなどとして1月18日に窃盗などの疑いで於曽能被告を逮捕。余罪について捜査を進めていた。
https://www.sankei.com/article/20220315-VIGRKYFZPFLJLNY2BDH65CTFTI/