※中日新聞
原告側の住民らが控訴 岐阜県警個人情報提供訴訟
https://www.chunichi.co.jp/article/430653
2022年3月8日 05時00分 (3月8日 05時00分更新)
岐阜県西濃地域の風力発電施設の建設計画を巡り、自分たちの個人情報を県警大垣署員が中部電力子会社のシーテック(名古屋市)に提供したとして、反対派住民ら男女四人が県などに損害賠償などを求めた訴訟で、原告側は七日、二月二十一日の岐阜地裁判決を不服として控訴した。
地裁判決は県警による情報提供を違法とし、県に二百二十万円の支払いを命じた。一方、県警の情報収集自体が違法とする訴えと、県と国への情報の抹消請求は退けており、原告側から不満の声が上がっていた。
県警は「判決内容を検討しており、それを踏まえて対応を決める」としている。