コロナ禍が続く中、東京都千代田区・大手町にある日本旅館「星のや東京」では昨年、感染対策をしながら会食が楽しめるサービス「東京・提灯会食」の提供を始めた。このサービスでは、食事席に「提灯」型のパーテーションを設置。マスクをすることなく会食ができ、飛沫防止にもつながるという。
同旅館では28日、メディア向けイベントで従業員らが実演を行った。
提灯型のパーテーションは、京都府の提灯の老舗「小嶋商店」の職人が手掛けたもの。柔らかい照明で照らされる中、マスクを外せることで相手の顔がはっきり見えることはもちろん、声も聞き取りやすいことがメリットだとしている。
会場の使用料金は1組につき3万円。1日1組限定だが、宿泊客だけでなく、日帰り客も使用可能だという。
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日本旅館「星のや東京」で提供される「東京・提灯会食」の様子(東京都千代田区・2日)
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AFP 2022 / Philip Fong
日本旅館「星のや東京」で提「東京・提灯会食」の実演をする従業員(東京都千代田区、28日)
2022年2月28日, 22:30
https://jp.sputniknews.com/20220228/10272010.html