高良鉄美参議院議員
参議院議員の高良氏、「日本のコロナ感染対策にとって在日米軍は抜け穴」
https://parstoday.com/ja/news/japan-i93494
日本の高良鉄美参議院議員が、日本のコロナ対策にとって在日米軍が抜け穴になっている、との見方を示しました。
高良議員は、「一般のアメリカ人は日本に到着した後、コロナ診断のための核酸検査が義務付けられているほか、また一定期間は隔離下に置かれる必要がある。だが、米軍関係者やそのスタッフ職員は、こうした規則を回避して日本にすぐ入国できてしまう。こうしたことは、コロナ流行の阻止・抑制にとって大きな課題をもたらしている」と述べています。
また、米軍基地で働く現地採用職員はマスクを着用しているが、すべての米軍要員がマスクを着用しているわけではない。そのため、米軍基地にコロナ感染が拡大際に予防策を講じても、地元住民は感染を防ぎきれない」と語りました。
さらに、「国民は政府に失望している。日本政府はなぜ、アメリカや米軍に対し無力なのだろうか。沖縄の人々の間では、こうした感情が強い」としています。
さらに、ある沖縄住民は匿名で、「ここでマスクを着用している人は非常に少ない。日米の政府関係者はコロナ予防策の強化を約束しているが、具体的には実施していない。だから、このままさらに感染が拡大するのではないかと心配だ」としています。
また、「現在の状況は沖縄県民にとって非常に好ましくないものだ。だが、日本政府はそれを改善するつもりはなく、自分は非常に不満を感じている」とコメントしました。