北九州市が長期優良住宅16件の認定取り消し
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20220208/5020010456.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
北九州市は、去年までの3年間に長期優良住宅として認定した16の物件について、
施工した住宅事業者の申請が法律で定められた要件を満たしていなかったとして、
認定を取り消したと発表しました。
長期優良住宅は、国の定めた法律に基づいて長期間にわたって良好な状態で住めると
特定の自治体が認定した住宅で、認定を受ければ固定資産税や
不動産所得税などが軽減される優遇措置を受けられます。
施工会社が提出する工事の計画書や設計書をもとに認定するか決めますが、
市は去年までの3年間に認定した16の物件について法令の要件を
満たしていない申請だったとして、認定を取り消しました。
住宅を施工したのは小倉北区にある住宅事業者「クレスト・ホーム」で、
申請書に書かれていた工事着工の予定日を偽って記載し、予定日より前に着工していたということです。
去年11月に家の持ち主が市税事務所に減税の申請をした際に発覚しました。
認定の取り消しにより、いずれの住宅の持ち主も優遇措置を受けられなくなるということです。
NHKの取材に対して会社の担当者は「それぞれの家の持ち主には謝罪した。
不利益を被る部分は会社で補償していきたい。
今後、このようなことが無いようチェックリストを作って認定書の書類を確認してから
着工するようにしていく」としています。
02/08 18:37