国土交通省が都道府県に配った統計データ回収作業の手引。2018年度版(左列)には書き換えを指示する資料が含まれていたが、19年度版ではなくなっていた
官房長官「コメント差し控えたい」 統計不正の新たな二重計上疑い
https://www.asahi.com/articles/ASQ1D42K9Q1DUTFK00F.html
国土交通省による基幹統計の書き換え問題で、政府が「修正済み」としてきた2020年1月以降の統計にも複数の自治体で書き換えられたデータが含まれ、二重計上の疑いがあることについて、松野博一官房長官は12日午前の記者会見で「第三者による検証が進められているので、現時点で予断を持って私からコメントすることは差し控えたい」と述べた。
この問題は朝日新聞が報じた。松野氏は「報道は承知している。国交省の統計データの問題は、1カ月以内に検証結果を取りまとめるようにとの総理指示のもと、昨年12月に国交相のもとに検証委員会が立ち上がった。現在、第三者による検証が進められている」と述べるにとどめた。