1/6(木) 20:10
配信
青森放送
Radio Aomori Broadcasting(RAB)
アメリカ軍三沢基地の関係者のオミクロン株感染を受け三沢市に不安が広がっています。一方アメリカ軍は6日から三沢基地内外での会食を禁止し、マスク着用を徹底するなどの措置をとることを市に伝えました。
三沢市では7日、新しいPCR検査所がオープンします。小桧山市長はオミクロン株の入り口にきたという認識を示し、市中感染を防ぐため、不安を感じている無症状の市民にも活用を呼びかけました。
★三沢市 小桧山吉紀市長
「危機感は強く持っています。まさにきのうオミクロン株の発表されたばかりで入り口ですのでこれからのこの対応が大きく左右していくのではないかなと」
オミクロン株に感染した30歳代の女性は、アメリカ軍三沢基地の
関係者です。基地では年末からこれまでに80人を超える人の新型コロナウイルス感染が確認されていて、市民に不安が広がっています。
★三沢市民は
「ちょっと怖いなと思います。あまり外出とか控えようかなとか」
「怖いわなだって米軍みんなあれじゃないの、沖縄だ、岩国だ、とうとう三沢まで来たんだなと思った」
「向こう(国外)から来る時とか、三沢に着いてからとかの対策がなかったのかなと思って」
「周りにも(基地の)中で仕事をしている人もいますので、そういう方も心配ですね」
感染について、アメリカ軍から三沢市への報告が遅れていたほか、オミクロン株の検査結果などの情報がないため、市や市議会はアメリカ側に対策の強化や詳しい情報提供を要請しています。
★三沢市議会 小比類巻 雅彦 議長
「基地の中で感染者が約80人近くでていますが、その中身については私たちもぜんぜん情報がない。私たちは市民の不安を取り除かなければならないと思っております。米軍のほうにはしっかりと対応をとっていただきたい」
基地周辺の町内会も住民への配慮を強く求めています。
★三沢基地周辺町内連合会 種市光雄 会長
「共存共栄という基本的な理念は頭にありますけど、そういう理念を少し捨ててでも少し距離を置かなきゃならない」
市中感染を防ぐため、経済団体も対応を迫られています。
★三沢市商工会 古間木勝弘 会長
「我々商工会も経済のためと、広げるわけにもいきませんのでどのような形をとっていかなければいけないか、みなさんと検討しながら進めていかなければならない」
専門家はオミクロン株は感染力が強く、今後県内でも市中感染が起こる可能性が高いと指摘した上で、基本的な対策の徹底を呼びかけています。
★県感染症対策コーディネーター 大西基喜 医師
「おおむねデルタ株よりは感染のスピードが速い2〜3倍と言われています。公共の場とか組織、何らかの会社とか換気ですね、そこをもう1回見直して3密は当然注意しなければいけない。換気を徹底するのは大事かなと思います」
一方アメリカ軍三沢基地は6日、基地内外での会食を禁止し、バーやクラブへの立ち入りを禁止するなどの措置をとることを三沢市に伝えました。また基地内のマスク着用を義務付けるほか、10名以上の会合・活動を禁止するとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/087aea1dfc71d8f5aac542234a3552de67449aff
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アメリカ軍三沢基地の関係者のオミクロン株感染を受け三沢市に不安が広がっています。一方アメリカ軍は6日から三沢基地内外での会食を禁止し、マスク着用を徹底するなどの措置をとることを市に伝えました。
三沢市では7日、新しいPCR検査所がオープンします。小桧山市長はオミクロン株の入り口にきたという認識を示し、市中感染を防ぐため、不安を感じている無症状の市民にも活用を呼びかけました。
★三沢市 小桧山吉紀市長
「危機感は強く持っています。まさにきのうオミクロン株の発表されたばかりで入り口ですのでこれからのこの対応が大きく左右していくのではないかなと」
オミクロン株に感染した30歳代の女性は、アメリカ軍三沢基地の
関係者です。基地では年末からこれまでに80人を超える人の新型コロナウイルス感染が確認されていて、市民に不安が広がっています。
★三沢市民は
「ちょっと怖いなと思います。あまり外出とか控えようかなとか」
「怖いわなだって米軍みんなあれじゃないの、沖縄だ、岩国だ、とうとう三沢まで来たんだなと思った」
「向こう(国外)から来る時とか、三沢に着いてからとかの対策がなかったのかなと思って」
「周りにも(基地の)中で仕事をしている人もいますので、そういう方も心配ですね」
感染について、アメリカ軍から三沢市への報告が遅れていたほか、オミクロン株の検査結果などの情報がないため、市や市議会はアメリカ側に対策の強化や詳しい情報提供を要請しています。
★三沢市議会 小比類巻 雅彦 議長
「基地の中で感染者が約80人近くでていますが、その中身については私たちもぜんぜん情報がない。私たちは市民の不安を取り除かなければならないと思っております。米軍のほうにはしっかりと対応をとっていただきたい」
基地周辺の町内会も住民への配慮を強く求めています。
★三沢基地周辺町内連合会 種市光雄 会長
「共存共栄という基本的な理念は頭にありますけど、そういう理念を少し捨ててでも少し距離を置かなきゃならない」
市中感染を防ぐため、経済団体も対応を迫られています。
★三沢市商工会 古間木勝弘 会長
「我々商工会も経済のためと、広げるわけにもいきませんのでどのような形をとっていかなければいけないか、みなさんと検討しながら進めていかなければならない」
専門家はオミクロン株は感染力が強く、今後県内でも市中感染が起こる可能性が高いと指摘した上で、基本的な対策の徹底を呼びかけています。
★県感染症対策コーディネーター 大西基喜 医師
「おおむねデルタ株よりは感染のスピードが速い2〜3倍と言われています。公共の場とか組織、何らかの会社とか換気ですね、そこをもう1回見直して3密は当然注意しなければいけない。換気を徹底するのは大事かなと思います」
一方アメリカ軍三沢基地は6日、基地内外での会食を禁止し、バーやクラブへの立ち入りを禁止するなどの措置をとることを三沢市に伝えました。また基地内のマスク着用を義務付けるほか、10名以上の会合・活動を禁止するとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/087aea1dfc71d8f5aac542234a3552de67449aff