2021年12月23日 16時09分 環境
生態系に大きな影響を及ぼしている「アメリカザリガニ」や、いわゆる「ミドリガメ」について、環境省の委員会は、販売目的の飼育などを規制することが必要だとする提言をまとめました。環境省はこうした規制を導入するため、法律の改正を検討することにしています。
いずれも外来種の「アメリカザリガニ」や「ミドリガメ」と呼ばれる「ミシシッピアカミミガメ」について、繁殖力が強く、ほかの生物の生息場所を奪うなど、生態系に大きな影響を及ぼしているとして、環境省の有識者委員会は今後の対応策についての提言をまとめました。
それによりますと、いずれも、すでにペットとして広く飼育されていることから、飼育を原則として禁止する「特定外来生物」に指定すると、川や池に大量に捨てられるおそれがあると指摘しています。
このため、今の法律上の「特定外来生物」の指定とは異なる、新たな規制の仕組みを設けるべきだとしました。
具体的には、一律に飼育などを規制するのではなく、販売や販売を目的とした飼育、輸入、自然に放つことなどを規制することが必要だとしています。
環境省は、こうした規制を導入するため、外来生物法の改正を検討し、来年の通常国会での法案の提出を目指すことにしています。
一方、ペットとしての飼育自体は禁止されず、環境省は「飼育する場合は、最後まで責任を持ってほしい」としています。
アメリカザリガニ
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211223/k10013400521000.html
生態系に大きな影響を及ぼしている「アメリカザリガニ」や、いわゆる「ミドリガメ」について、環境省の委員会は、販売目的の飼育などを規制することが必要だとする提言をまとめました。環境省はこうした規制を導入するため、法律の改正を検討することにしています。
いずれも外来種の「アメリカザリガニ」や「ミドリガメ」と呼ばれる「ミシシッピアカミミガメ」について、繁殖力が強く、ほかの生物の生息場所を奪うなど、生態系に大きな影響を及ぼしているとして、環境省の有識者委員会は今後の対応策についての提言をまとめました。
それによりますと、いずれも、すでにペットとして広く飼育されていることから、飼育を原則として禁止する「特定外来生物」に指定すると、川や池に大量に捨てられるおそれがあると指摘しています。
このため、今の法律上の「特定外来生物」の指定とは異なる、新たな規制の仕組みを設けるべきだとしました。
具体的には、一律に飼育などを規制するのではなく、販売や販売を目的とした飼育、輸入、自然に放つことなどを規制することが必要だとしています。
環境省は、こうした規制を導入するため、外来生物法の改正を検討し、来年の通常国会での法案の提出を目指すことにしています。
一方、ペットとしての飼育自体は禁止されず、環境省は「飼育する場合は、最後まで責任を持ってほしい」としています。
アメリカザリガニ
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211223/k10013400521000.html