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2021/12/03(金) 23:08:34.42ID:/GWwRU829既存施設の有効活用や式典の簡略化などで、開催経費をこれまでの試算の3100億〜3700億円から、
2800億〜3000億円へと最大900億円削減することで、札幌市民に招致の理解を得たいとしている。もっとも、
来年3月までに住民の意向調査を実施するものの、調査は招致の是非を決定するものではなく参考にとどめるというから、事実上、招致が“既定路線”だ。
■懲りないニッポン
東京オリパラが2兆円以上の大赤字になるという試算もあるのに、懲りずに招致とは、「よくやるよ」としか言いようがないが、
先頭でシャカリキに旗を振っているのは、東京大会の組織委員会会長で北海道出身の橋本聖子参院議員だ。1
日、永田町では札幌招致の超党派議員連盟の発足と、橋本氏が議連会長に就くことが決まった。
橋本氏は先月17日に開かれた「北海道オール・オリンピアンズ」と損保会社との包括提携協定調印式に、
オリンピアンズの会長として出席。「東京大会が終わってすぐに札幌が手を挙げるのかという厳しい声も実際にあったが、
東京大会で得たものを次につなげるレガシーをつくり上げていく責務がある」と話し、すっかり札幌招致の“主役”になっている。
「森喜朗氏の辞任後、東京の組織委会長を引き受けたことで、橋本さんの地位は上がった。
もちろん今でも森さんがバックに付いている。札幌大会の組織委会長に安倍元首相を引っ張り出そうというプランまで出ています」(招致関係者)
■五輪の政治利用が当然に…
経費削減のための既存施設利用には五輪の“負のレガシー”が見え隠れする。
ボブスレーやリュージュなどそり競技は1998年長野冬季五輪の会場「スパイラル」(長野市)を使用する計画だが、
「スパイラルは年間2億円の維持費がかかるお荷物施設。解体するにも10億円以上がかかるため、壊すに壊せない」
(前出の招致関係者)ため、札幌で再利用する案が浮上したのだという。
スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏はこう言う。
「コロナ禍で無観客となるなど五輪の理念を壊した東京大会の総括をまったくしていないのに、
橋本氏はどんなレガシーを東京大会から札幌につなげていくつもりなのか。山下会長体制のJOC(日本オリンピック委員会)もすっかり政治の言いなりで、
五輪の政治利用が当然になってきていることも問題です」
全文https://news.yahoo.co.jp/articles/d80bd9a3772b0bdc66b51df66687b32b314bdd9d