10/11(月) 12:43
10日午後2時頃、兵庫県加東市の遊園地「東条湖おもちゃ王国」で、立体迷路施設(木造5階建て)の3階部分の床が抜け落ち、男女7人(1〜38歳)が2階に転落した。県警加東署によると、子どもを含む6人が重軽傷を負った。同署は11日午前10時から業務上過失傷害の疑いで現場検証を実施。施設の安全管理に問題がなかったか調べる。
発表では、7人は親子2組と夫婦1組。3階部分の床が縦2・3メートル、横1・08メートルにわたって抜け落ち、7人が2・4メートル下の2階部分に転落した。このうち大阪府東大阪市のパート従業員女性(27)と同市の会社員男性(24)が腰の骨を折るなどの重傷。女児(7)を含む4人が軽傷を負った。女児(1)も転落したが、けがはなかった。
同園は迷路について、毎日、開園前に目視による点検のほか、ボルトの緩みがないかなどについてもチェックしていたと説明。事故直後から迷路施設の使用を中止した。11〜14日は臨時休園する。松崎直人支配人は11日、報道陣に「警察の原因究明に全面協力する。けがをしたお客様に心よりおわびする」と話した。
立体迷路は千葉県の業者が2013年5月に設置。「カラクリ迷宮のお城」という名称で、障害物のロープをくぐったり、階段を上り下りしたりしてゴールを目指す。同じ業者が設置した立体迷路は全国各地にあり、14年9月には、東条湖おもちゃ王国と同じグループ会社の遊園地「軽井沢おもちゃ王国」(群馬県嬬恋村)で、床が抜けて2人が負傷する事故が起きている。今回の事故を受け、軽井沢おもちゃ王国では当面の間、立体迷路の使用を休止することを決めた。
東条湖おもちゃ王国は00年にオープン。前身の遊園地「東条湖ランド」で1995年、6歳の女児が大型回転遊具から投げ出され、転落死する事故が起きている。
遊園地のジェットコースターや観覧車などの遊戯施設については、建築基準法で管理者らに維持保全に関する規則や計画を作成し、適切な措置を講ずるよう義務づけているが、立体迷路は対象外となっており、自治体への同法上の届け出義務はないという。
ソース https://news.yahoo.co.jp/articles/0545af00c3983603d4ce2ccb0a70da1377a357a4