神戸新聞NEXT 2021/10/07 14:00
電力会社や電気工事業者を装って高齢者宅に上がり込み、現金などを盗んだとして、窃盗容疑で兵庫県警に逮捕された住所不定の土木作業員の男(44)が、2018年6月〜21年4月、兵庫や滋賀、京都など9府県で同様の方法で盗みを繰り返した疑いのあることが、捜査関係者への取材で分かった。県警は同容疑者の供述などから30件、計約2千万円相当の窃盗被害を裏付けたとしている。
県警はうち4件(計約530万円相当)を送検し、神戸地検姫路支部が窃盗罪でいずれも起訴した。起訴状によると、男は昨年7月、岡山県倉敷市の高齢女性宅を訪問。「ブレーカーの調査に来た」などと言って家に上がり、現金400万円を盗んだなどとされる。
捜査関係者によると、男は山間部の民家が点在する地域などを車で回りながら高齢者が住む家を探していたという。作業着姿でインターホンを鳴らし、対応した住民にはブレーカーの調査や電気工事をするなどと説明し、信じ込ませていた。
男は今年4月に逮捕された際、「身に覚えがない」と容疑を否認していたが、その後の調べに容疑を認め、「知人からの借金返済や生活費に使った」と話しているという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202110/sp/0014740949.shtml
電力会社や電気工事業者を装って高齢者宅に上がり込み、現金などを盗んだとして、窃盗容疑で兵庫県警に逮捕された住所不定の土木作業員の男(44)が、2018年6月〜21年4月、兵庫や滋賀、京都など9府県で同様の方法で盗みを繰り返した疑いのあることが、捜査関係者への取材で分かった。県警は同容疑者の供述などから30件、計約2千万円相当の窃盗被害を裏付けたとしている。
県警はうち4件(計約530万円相当)を送検し、神戸地検姫路支部が窃盗罪でいずれも起訴した。起訴状によると、男は昨年7月、岡山県倉敷市の高齢女性宅を訪問。「ブレーカーの調査に来た」などと言って家に上がり、現金400万円を盗んだなどとされる。
捜査関係者によると、男は山間部の民家が点在する地域などを車で回りながら高齢者が住む家を探していたという。作業着姿でインターホンを鳴らし、対応した住民にはブレーカーの調査や電気工事をするなどと説明し、信じ込ませていた。
男は今年4月に逮捕された際、「身に覚えがない」と容疑を否認していたが、その後の調べに容疑を認め、「知人からの借金返済や生活費に使った」と話しているという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202110/sp/0014740949.shtml