>>1 御宿町の避難指示を見て分かったことが一つある。
それは、岸田と麻生が早い段階でつるんでいたということだ。
岸田が二階排除論を主張したのに当初から違和感があった。
岸田の政治的基盤を考えた時に、冒険し過ぎだからだ。
しかしこの段階で麻生と手を結んでいたと考えると納得が行く。
もっと言うと、麻生が言わせたと考えるのが妥当だろう。
二階は岸田に対して怒りを震わせたが、その裏に居たのは麻生ということだ。
そしてこの時の岸田はもう一つ冒険を冒している。
それは、モリカケの再調査を主張したことだ。
つまりこの段階ではまだ安倍と手を結んでいないことが分かる。
あくまで麻生と岸田の単独のやり取りがあったということだ。
ところが麻生に誤算が生じた。
河野が出馬すると言い出したことだ。
「賛成はしないが反対もしない」と応じたのが麻生の心情をよく表している。
仕方なく岸田にモリカケの再調査を封印させ、安倍を仲間に加えたという訳だ。
しかし、真の仲間でないことは高市の政調会長という処遇を見ても分かる。
岸田と麻生の背後に居るのは財務省であるから、
その利害に合わない者はことごとく遠ざけたのが今回の組閣という訳だ