2021年08月08日 06:00
秋田県横手市消防本部は7日、同市平鹿町の50代男性を救急搬送した際、救急車がブロック塀に接触して病院への到着が9分遅れたと発表した。男性は頭痛などを訴えていたが病院で心肺停止の状態となり、死亡が確認された。医師からは「遅れによる影響はない」と伝えられたという。
消防本部によると、7日午前0時55分ごろ、市消防署平鹿分署の20代の男性副士長が救急車を運転して男性宅から方向転換をした際、誤って高さ約70センチのブロック塀に左側のスライドドアを接触させた。接触箇所の確認や警察への連絡などに時間を要し、市内の病院には約25分後に到着した。
消防本部総務課は「救急出動中に事故を起こし、深くおわびする。安全運転の教育を徹底して再発防止を図る」との談話を出した。
https://kahoku.news/articles/20210807khn000037.html