函館の90代女性 ワクチン2回接種後に新型コロナ感染
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20210703/7000036136.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
函館市で90代の女性が新型コロナウイルスのワクチンを2回接種した後に感染していたことが分かりました。
女性は無症状で、専門家はワクチンの接種が重症化を防いだのではないかと指摘しています。
感染が確認されたのは、函館市内でクラスターが発生した介護事業所に通う90代の女性です。
事業所の関係者などによりますと、女性は先月19日に2回目のワクチン接種を済ませていましたが、
接種から9日が経過した先月28日、クラスターが発生した介護事業所で感染した人の接触者として
PCR検査を実施したところ、陽性が確認されたということです。
女性は無症状ですが、念のため市内の病院に入院しているということです。
2回の接種を終えた高齢の女性が感染したことについて、感染症学が専門の札幌医科大学の横田伸一教授は
「ワクチンは重症化や死亡のリスクを防ぐ効果が期待されているもので、
感染した90代の女性が無症状なのは2回の接種の効果が大きいのではないか」と指摘しています。
その一方で「ワクチンは感染を完全に防ぐものではなく、2回の接種を終えたあとも
感染対策を徹底することが重要だ」と注意を呼びかけています。
【“接種しても感染 改めて怖さ感じた”】
感染が確認された女性が通う介護事業所の代表者は「ワクチンの接種が進み、
利用者の中にも2回の接種を終えている人もいることから、
少し油断していた部分があったかもしれない」と話しています。
その上で、「食事や入浴の介助では利用者がマスクを外しているので、
介助中に感染が広がったと考えている。
ワクチンを接種しても感染が広がることに改めて怖さを感じた。
感染対策を改めて見直し、徹底していきたい」と話しています。
07/03 08:45