国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」で知られる絵師、岩佐又兵衛が約400年前の京都の町や人の様子を描いた屏風絵「誓願寺門前図屏風」。3年間の全面的な修復を終えて制作当時の姿がよみがえったことを記念し、京都文化博物館(京都市中京区)で開催中の特別展「花ひらく町衆文化−近世京都のすがた」で公開されている。7月25日まで。
屏風絵は縦約152センチ、横約167センチの二曲一隻。浄土宗の誓願寺を中心に、17世紀の桃山時代の三条大橋周辺の街並みや人々の暮らしを描写している。子供を抱く親や扇を売る商人、鋭いまなざしでけんかをする男ら、さまざまな身分の人が混ざり合い、笑顔や驚きなど喜怒哀楽のある、当時のありのままの京都を表現しているのが特徴だ。
制作後約400年が経過し、劣化が進んで黒ずみが目立っていたため、平成30年から修復が行われた。解体して汚れを取り除き、動物の骨や皮から作る接着剤「膠(にかわ)」を塗り顔料の剥がれを抑えたり、欠損部分に和紙を貼ったりした。
…続きはソースで。
https://www.sankei.com/article/20210629-4WOUA2IGXZM3HL2SIPYZLJQUWY/
2021年6月29日 20時40分
屏風絵は縦約152センチ、横約167センチの二曲一隻。浄土宗の誓願寺を中心に、17世紀の桃山時代の三条大橋周辺の街並みや人々の暮らしを描写している。子供を抱く親や扇を売る商人、鋭いまなざしでけんかをする男ら、さまざまな身分の人が混ざり合い、笑顔や驚きなど喜怒哀楽のある、当時のありのままの京都を表現しているのが特徴だ。
制作後約400年が経過し、劣化が進んで黒ずみが目立っていたため、平成30年から修復が行われた。解体して汚れを取り除き、動物の骨や皮から作る接着剤「膠(にかわ)」を塗り顔料の剥がれを抑えたり、欠損部分に和紙を貼ったりした。
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https://www.sankei.com/article/20210629-4WOUA2IGXZM3HL2SIPYZLJQUWY/
2021年6月29日 20時40分