2021年6月23日 05時00分 (6月23日 10時47分更新)
小松市那谷小学校で二十一日、防犯教室があった。不審者に遭遇した際、安全を確保するため、児童三十一人が大声を出す大切さを学んだ。
警備会社「ALSOK」の三人が講師を務めた。同校では毎年夏休み前に、児童たちに防犯に関する注意喚起をしてきたが、教室を開いたのは初めて。
児童らは、不審者に遭った時の行動指針の標語「いかのおすし」の語呂に合わせ、知らない人に付いて「いか」ない▽車に「の」らない▽「お」お声を出す▽「す」ぐ逃げる▽「し」らせるの五点を大きな声で復唱した。
講師の吉野修司さんは「暗がりから突然人が出てきたら声が出ない。普段から大きな声を出そう」と児童らに呼び掛けた。(久我玲)
https://www.chunichi.co.jp/article/277680