富山市は17日、市内の保育施設5カ所と小中学校計13校で、児童、生徒、教職員計930人が同日、下痢や腹痛などの症状を訴えて欠席や早退をしたと発表した。いずれも軽症という。給食が原因の食中毒とみて調査している。
市によると、給食は給食センターや各学校の給食室などで調理されているが、小中学校ではいずれも同じ学校給食会を通じて食材を調達しているという。市の担当者は「牛乳など、共通した食材がないか調べている」と説明した。
小中学校で欠席しているのは計392人、早退が438人。保育所、保育園では欠席と早退を合わせて計100人。給食やおやつでの牛乳の提供を停止し、加熱調理する献立に変更する。
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