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埼玉 ワクチン接種 高齢者の後は警察官や教職員など優先方針
埼玉県の大野知事は10日夕方、記者会見し、新型コロナウイルスのワクチン接種について、高齢者は来月末までに完了させるめどが立ったとして、その後、警察官や教職員などの「エッセンシャルワーカー」を優先して接種する方針を明らかにしました。
この中で大野知事は今年度65歳以上になる高齢者について、個別接種を行う医療機関が増えるため来月末までに接種を完了させるめどが立ったということです。
その後は基礎疾患のある人とともに、エッセンシャルワーカーの接種を優先して行う方針で、対象は警察官や小中学校の教諭、それに保育士など、およそ80万人と推計されるということです。
このうち、警察官およそ4500人については不特定多数の人に接する機会があるうえ、東京オリンピック・パラリンピックの警備が始まることなどから今月12日から接種を始めるということです。
ほかのエッセンシャルワーカーについては8月から接種を本格化させることにしていて、県内の市町村には来月末までにすべての人に接種券を発送するよう、求めるということです。
大野知事は「まずは各市町村で実施してもらうが、円滑な接種のため、県としても市町村の状況見ながらバックアップしていきたい」と述べました。
06月10日 18時15分
NHK