(台北中央社)日本政府が台湾に提供する新型コロナウイルスワクチンを積んだ日本航空の航空機が4日午後、桃園国際空港に到着することが分かった。
同社の台湾支店によると、ワクチンを載せて台湾に向かうのは、東京(成田)と台北(桃園)を結ぶ定期便(JL809)の旅客機。4日のフライトは運休となっていたが、ワクチン輸送のため特別に乗客を乗せずに運航されるという。
NHKなど複数の日本メディアが3日、日本政府は4日にも英アストラゼネカ製のコロナワクチン約120万回分を台湾に提供すると伝えている。
5月中旬からコロナの国内感染が急拡大している台湾。だが3日までに届けられたのは、アストラ製や米モデルナ製の計約88万回分にとどまっている。
(汪淑芬/編集:羅友辰)