東京電力福島第1原発事故で福島県から新潟県に避難した住民ら805人が、国と東電に計88億5500万円の損害賠償を求めた訴訟で、新潟地裁(篠原礼裁判長)は2日、東電に賠償を命じる判決を言い渡した。国への請求は棄却した。
弁護団によると、新潟訴訟の原告数は各地で提訴された集団訴訟のうち、福島を除き最大規模。避難区域外から避難した「自主避難者」が約8割を占める。
訴訟で住民側は、地震予測「長期評価」などを基に、国や東電が津波による浸水を防ぐ対策を取っていれば事故は回避できたと主張。国と東電は長期評価は科学的根拠に乏しく、予見できなかったと反論していた。
共同通信
https://nordot.app/772710847754895360?c=39546741839462401
弁護団によると、新潟訴訟の原告数は各地で提訴された集団訴訟のうち、福島を除き最大規模。避難区域外から避難した「自主避難者」が約8割を占める。
訴訟で住民側は、地震予測「長期評価」などを基に、国や東電が津波による浸水を防ぐ対策を取っていれば事故は回避できたと主張。国と東電は長期評価は科学的根拠に乏しく、予見できなかったと反論していた。
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