https://news.yahoo.co.jp/articles/664e12662be700c1691e12fcbefe9d24550ba9e8
相次ぐ失敗で、1年近く打ち上げを延期してきた堀江貴文(ほりえ・たかふみ)さんらのロケットベンチャーに新たな動きです。
1日、設計を見直した新たな機体が完成したとして、この夏、次の打ち上げを行うことを発表しました。
1日。往来自粛で人影が消えた帯広空港。見慣れないプライベートジェット機がやってきました。
姿を現したのはインターステラ社の創業者、堀江貴文(ほりえ・たかふみ)さんです。
「社員の数も増えて、開発体制も整ったということで、量産を見据えた各種部品の改良、ほぼ丸1年打ち上げをやらずに
バージョンアップするという決断をしまして…」(インターステラ社創業者・堀江貴文氏)
本社で行われた記者会見で、まもなく打ち上げる次の小型ロケットMOMO(モモ)の仕上がりをアピールしました。
2017年以来、これまでに6機の打ち上げに挑戦したMOMO。しかし、目標の宇宙空間到達は1機しか成功していません。
このため、成功の確率を上げようと、去年夏から機体の根本的な改良を進めてきました。
「このノズルの部分の破損によって、途中で飛行がストップするということがありました。そのために設計を見直して、
アルミが一番下のところまで続くような変更になっています」(インターステラ社・金井竜一朗さん)
ようやくその見直しが終わり、量産化を見据えた新しい機体ができ上がったのです。
「ねじのロケットの打ち上げ時期に関して今年の夏を予定している」(インターステラ社・稲川貴大社長)
稲川社長はこの夏、感染対策のため無観客で大樹町から次のMOMO7号機を打ち上げることを明らかにしました。
具体的な打ち上げ日は、2日前に明らかにするということです。