岐阜市民病院で医療ミス 80代の女性が半年後に死亡
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20210601/3080006347.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
岐阜市民病院で、80代の女性患者の心臓の検査を行った際に細長い管を入れるための針を
誤って動脈に刺してしまい、女性患者が脳梗塞を起こして半年後に死亡する医療ミスが明らかになりました。
病院は1日に会見を開いて陳謝するとともに、賠償金1889万円あまりを支払うことで
遺族側と合意する見通しになったと発表しました。
岐阜市民病院の説明によりますと、去年1月、県内在住の80代の女性患者が急性心不全で入院し、
治療方針を決めるため細長い管、カテーテルを使って心臓を検査することになりました。
循環器内科の医師2人が検査を担当しましたが、カテーテルを入れるための針を
本来、首の付近の静脈に刺すところを誤って動脈に刺してしまったということです。
医師らはすぐに気づき修復の手術を行いましたが、女性患者は血栓ができたことなどから脳梗塞になり、
意識が戻らないまま半年後の去年9月に死亡しました。
会見した岐阜市民病院の太田宗一郎病院長は「亡くなられた患者や家族に
多大なるご心痛を与えたことをおわびします」と陳謝しました。
そのうえで病院側は、外部の専門家を含めた委員会を設置して詳しい経緯を調べたうえで
医療ミスを認め、賠償金1889万円あまりを支払うことで遺族側と合意する見通しになったと発表しました。
06/01 19:37