https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20210531/5090014300.html
石垣市が独自の非常事態宣言 6月1日から2週間自宅待機要請
沖縄県の石垣市は、新型コロナウイルスの感染の急速な拡大を受けて、市独自の非常事態宣言を出し、市民に対し6月1日から来15日までの2週間、原則、自宅待機をするよう強く要請しました。
また、市内のすべての小中学校で、2日から13日までの期間、休校措置が取られることになりました。
これは石垣市の中山市長が31日、記者会見を開いて発表しました。
それによりますと、石垣市では、この1週間の新規感染者数が100人を超えて市中感染が広がっているとみられるうえ、新型コロナの患者40人が入院していて、離島の医療体制がひっ迫しているということです。
このため石垣市は31日、市独自の非常事態宣言を出し、市民に対して、6月1日から15日までの2週間、原則、自宅待機をするよう強く要請しました。
外出せざるをえない場合は、三密の回避や感染対策の徹底を求めているほか、家族以外の複数名での会食や飲み会は、いかなる場合でも、絶対に控えてほしいとしています。
また、今月に入って若い世代の感染が増えているとして、高校生や中学生、小学生に対し、友人と集団で行動することを控えてほしいとしています。
一方、石垣市教育委員会は、学校でも児童・生徒や教職員に感染者が出ているとして、6月2日から13日までの期間、市内のすべての小中学校を休校にすると発表しました。
公立幼稚園とこども園についても、原則、休園にするとしています。
05月31日 20時46分
NHK