https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20210524/8030010103.html
香川県 コロナワクチンの集団接種に研修医など派遣で調整
香川県は24日、高齢者向けの新型コロナウイルスのワクチンの集団接種の会場に、大学病院で働く医師が派遣される見通しになったことを明らかにしました。
高齢者向けのワクチン接種をめぐっては、県内すべての市と町が国の調査に対し、7月末までに終える見通しだと答えていますが、浜田知事は24日の会見で、複数の自治体から集団接種の頻度を増やすために医師や看護師を新たに確保する必要があるという声があがっていると述べました。
そのうえで、集団接種の会場に、香川大学の大学病院から研修医を含む医師を派遣することについて大学側から合意が得られたことや、看護師の資格を持っているものの、現在、看護職には就いていない「潜在看護師」の派遣を県看護協会に求めていること、それに民間の人材派遣会社にも看護師の派遣を求めていることを明らかにしました。
派遣の時期や人数については今後、市や町を交えて調整するということです。
このほか、浜田知事は政府が都道府県に設置の検討を求めている大規模な接種会場について、「予約の重複やワクチンが無駄になることが懸念されるため、十分な検討が必要だと考えているが、県民にできる限り早く接種してもらうために県が大規模接種会場を設置して貢献することは意義があると思う」と述べ、設置する場合は県内の歯科医師や研修医の派遣を関係団体に要請する考えを示しました。
05月24日 17時14分
NHK