https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20210510/1080014441.html
千葉市 かかりつけ医での個別接種へ ワクチン配送開始
千葉市は、かかりつけの医療機関で行う高齢者向けの個別接種が始まるのを前に、医療機関へのワクチンの配送を始めました。
千葉市では先月から施設の入居者などを優先して高齢者向けのワクチン接種が始まっていますが、それ以外の市民については、原則、市内およそ320か所の診療所や病院などいわゆる「かかりつけ医」で個別接種を行うことにしていて、11日以降、それぞれの医療機関で高齢者に対する接種が始まる見通しです。
10日、千葉市中央区の市の施設では、個別接種の開始に備えワクチンを配送する作業が始まりました。
超低温の冷凍庫=ディープフリーザーから取り出されたワクチンは、温度をマイナス20度前後に保つことができる特別な保冷バッグに詰められ、配送業者が次々と車両に積み込んで医療機関に向けて出発していました。
千葉市では、ワクチンを長期間保管しておける医療用の冷凍庫を持っている医療機関が少ないため、こうした配送作業を毎日続ける予定です。
千葉市は、今後は1週間に2万5000回分のワクチン接種を進めたい計画で、新型コロナウイルスワクチン接種推進室の小柳寛室長は「最終的に無理なく持続的に接種が行えるのは個別接種だと考えています。ワクチンはこれから十分に供給される予定なので、慌てずにお待ちいただきたい」と話していました。
05月10日 16時49分
NHK