絶滅の危険性が高い野鳥シマクイナが、苫小牧市を中心とする勇払原野で繁殖していることを、北大大学院地球環境科学研究院の先崎理之(せんざきまさゆき)助教(33)らの研究グループが確認した。国内での繁殖確認は初めてで、ひなの撮影は世界初。シマクイナは北日本で卵を産み、育てる「国内繁殖種」であることを裏付けた。
シマクイナは全長約13センチで世界最小のクイナ科鳥類。極東に生息するとされ、環境省のレッドリストで、近い将来に絶滅の危険性が高い「絶滅危惧IB類」に指定されている。
画像はソース元にて
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/amp/article/541365