福井新聞(2021年4月16日 午前7時00分)
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1299237
福井県美浜町の耳川で天然アユの大量遡上が続いている。4月15日には体長8センチほどの稚魚が上流に向かって水面から次々と跳ね、銀りんを輝かせていた。
3月中旬以降、例年に比べ何倍もの遡上が見られるようになった。地元の耳河川漁協は2年前、耳川のアユから採卵し人工授精させて川に戻す独自の取り組みを始めるなど、アユが戻りやすい環境を整えている。竹本秀人組合長(65)は「徐々に効果が出てきたのかもしれない。こんな光景は数十年ぶり」と喜ぶ。
アユは夏までに30センチほどに成長するという。耳川のアユ釣りは6月19日に解禁される。竹本組合長は「多くの人が来てくれたらうれしい」と話していた。
県内水面総合センターによると、今年は各河川で遡上が多い状態が続いている。昨年海に下ったアユは例年に比べ2割ほど多く、担当者は「海で生き残った個体が多いことは確かだが、詳しい理由は分からない」としている。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1299237
福井県美浜町の耳川で天然アユの大量遡上が続いている。4月15日には体長8センチほどの稚魚が上流に向かって水面から次々と跳ね、銀りんを輝かせていた。
3月中旬以降、例年に比べ何倍もの遡上が見られるようになった。地元の耳河川漁協は2年前、耳川のアユから採卵し人工授精させて川に戻す独自の取り組みを始めるなど、アユが戻りやすい環境を整えている。竹本秀人組合長(65)は「徐々に効果が出てきたのかもしれない。こんな光景は数十年ぶり」と喜ぶ。
アユは夏までに30センチほどに成長するという。耳川のアユ釣りは6月19日に解禁される。竹本組合長は「多くの人が来てくれたらうれしい」と話していた。
県内水面総合センターによると、今年は各河川で遡上が多い状態が続いている。昨年海に下ったアユは例年に比べ2割ほど多く、担当者は「海で生き残った個体が多いことは確かだが、詳しい理由は分からない」としている。