https://news.yahoo.co.jp/articles/f1f8c93c0de6df356999ccb6e7965495776fe985
【パリ=山田真也】国連教育・科学・文化機関(ユネスコ、本部・パリ)の執行委員会(58か国で構成)は15日に開いたオンライン形式の会議で、慰安婦問題の申請などを巡って混乱してきた「世界の記憶」の審査制度改革案を承認した。今後は加盟国による異議申し立て制度が設けられ、当事国間の対話で合意できなければ登録しない仕組みとなる。日本政府が、政治利用を防ぐ必要があるとして制度改革を訴えていた。
一方、過去に申請された慰安婦関連の資料は新制度の対象にならないため、今後、ユネスコが取り扱いの方針を示すとみられる。
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