会計事務所デロイトが英大手企業の最高財務責任者(CFO)を対象に実施した調査によると、
今後1年間の利益に対する楽観度が過去最高水準に達した。
同国で新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいることや、欧州連合(EU)離脱に伴う混乱が和らぐとの見方が背景。
大手企業のCFOは、人員と投資の拡大を計画。在宅勤務で働いている従業員の大半が7−9月に職場復帰する見通しという。
CFOの約10%は、EU離脱で大規模な混乱や深刻な混乱に見舞われたと回答したが、
今後1年間、同様の混乱が続くと予想したCFOは3%にとどまった。
デロイトのチーフエコノミスト、イアン・スチュワート氏は「英国のEU離脱は、過去4年間、事業活動の大きな重しとなってきたが、
英国が正式にEUを離脱したことを受けて、そうした影響が薄れつつある」と指摘。
ただ、大半のCFOがEU離脱で事業が打撃を受けるとの見方を変えていないことも明らかにした。
同氏は「ワクチン接種の進展と世界情勢の大幅な改善を背景に、企業の楽観度は力強く改善している」と述べた。
英国では、政府が封鎖措置を解除し、近く景気の回復が始まると予想されている。
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-britain-economy-idJPL4N2M511D
今後1年間の利益に対する楽観度が過去最高水準に達した。
同国で新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいることや、欧州連合(EU)離脱に伴う混乱が和らぐとの見方が背景。
大手企業のCFOは、人員と投資の拡大を計画。在宅勤務で働いている従業員の大半が7−9月に職場復帰する見通しという。
CFOの約10%は、EU離脱で大規模な混乱や深刻な混乱に見舞われたと回答したが、
今後1年間、同様の混乱が続くと予想したCFOは3%にとどまった。
デロイトのチーフエコノミスト、イアン・スチュワート氏は「英国のEU離脱は、過去4年間、事業活動の大きな重しとなってきたが、
英国が正式にEUを離脱したことを受けて、そうした影響が薄れつつある」と指摘。
ただ、大半のCFOがEU離脱で事業が打撃を受けるとの見方を変えていないことも明らかにした。
同氏は「ワクチン接種の進展と世界情勢の大幅な改善を背景に、企業の楽観度は力強く改善している」と述べた。
英国では、政府が封鎖措置を解除し、近く景気の回復が始まると予想されている。
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-britain-economy-idJPL4N2M511D