感染拡大新たな局面に 居酒屋などでクラスター 岩手
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国が初めて緊急事態宣言を出してから7日で1年になる。
他の都道府県と比べ、感染者数が少ない岩手だが、東北では隣県の宮城など感染が急増している地域もあり、予断を許さない。
飲食や観光を中心に経済への打撃は大きく、事業者への新たな支援が始まろうとしている。
岩手県庁で5日に開かれた新型コロナウイルスに関する対策会議。
この席上で、過去の感染者2人の中から県内で初めて、感染力が強いとされる英国型の変異株が見つかったことが報告されると、室内に緊張が走った。
盛岡市の病院関係者は、市保健所からの連絡でこのことを知った。
病院では感染者を受け入れており、「ついに来たという感じ。県内でもまた新たなステージに入った」と感染の拡大を懸念する。
緊急事態宣言が出された昨年4月以降、7月28日まで全国で唯一「感染者ゼロ」だった岩手県。
それ以降も感染者数は低い水準にとどまっていたが、11月初めに「潮目が変わった」(県幹部)という。
居酒屋などで複数のクラスター(感染者集団)が発生。12月になると病院でもクラスターが起きた。
同12日には、この日だけで過去最高となる43人の感染を確認し、年内に感染者数は約390人に達した。
この時期は死者も急増。11月末までの発表分は3人だったが、12月の1カ月間でさらに21人増えた。
今年に入り感染者数は低い水準で推移していたものの、人の往来が増える年度替わりを迎え、4月2日には過去2番目となる27人の感染を確認した。
感染者数は6日時点で713人で、うち死者は30人に上る。1週間の10万人あたりの新規感染者は、
5日までが7・8人、最も多かった昨年12月17日までの7・91人に迫る勢いになっている。
https://www.asahi.com/articles/ASP4671VYP46ULUC00F.html#:~:text=%E9%A3%B2%E9%A3%9F
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国が初めて緊急事態宣言を出してから7日で1年になる。
他の都道府県と比べ、感染者数が少ない岩手だが、東北では隣県の宮城など感染が急増している地域もあり、予断を許さない。
飲食や観光を中心に経済への打撃は大きく、事業者への新たな支援が始まろうとしている。
岩手県庁で5日に開かれた新型コロナウイルスに関する対策会議。
この席上で、過去の感染者2人の中から県内で初めて、感染力が強いとされる英国型の変異株が見つかったことが報告されると、室内に緊張が走った。
盛岡市の病院関係者は、市保健所からの連絡でこのことを知った。
病院では感染者を受け入れており、「ついに来たという感じ。県内でもまた新たなステージに入った」と感染の拡大を懸念する。
緊急事態宣言が出された昨年4月以降、7月28日まで全国で唯一「感染者ゼロ」だった岩手県。
それ以降も感染者数は低い水準にとどまっていたが、11月初めに「潮目が変わった」(県幹部)という。
居酒屋などで複数のクラスター(感染者集団)が発生。12月になると病院でもクラスターが起きた。
同12日には、この日だけで過去最高となる43人の感染を確認し、年内に感染者数は約390人に達した。
この時期は死者も急増。11月末までの発表分は3人だったが、12月の1カ月間でさらに21人増えた。
今年に入り感染者数は低い水準で推移していたものの、人の往来が増える年度替わりを迎え、4月2日には過去2番目となる27人の感染を確認した。
感染者数は6日時点で713人で、うち死者は30人に上る。1週間の10万人あたりの新規感染者は、
5日までが7・8人、最も多かった昨年12月17日までの7・91人に迫る勢いになっている。
https://www.asahi.com/articles/ASP4671VYP46ULUC00F.html#:~:text=%E9%A3%B2%E9%A3%9F